運命の日(骨折日)
令和2年11月12日木曜日。
朝の9時20分ごろでしょうか。
会社の中に、ボイラー室があり、消耗品などを置いておく荷物置き場的な場所
に行くことになりました。消耗品の在庫を確認するためです。その時ふと、足元
に空の段ボールが山積していたので所定の場所へ運び整理しようと思い、
両手に段ボールをかかえ、ボイラー室から一度建物の外へと通ずるドアを開き
右足から外へ出ようとしたまさにその時!
”グギャッ”と音を立てて右足が内側に曲がった状態で地上に降り立ってしまった
のです。建物と外では50センチぐらいの高低差があり、そこを見誤って、踏み外し
着地したようです。あまりの激痛に状況がまったく理解できませんでしたが、たぶん
間違いありません。5分ぐらいその場でうずくまってましたが、なかなか鈍痛が足の甲
からはたまた足裏から攻撃してきて歩くことさえままなりませんでした。
しかし、仕事もありここで時間を費やすわけにもいかないので、片足でケンケンしなが
ら事務室へ戻り、同僚に報告。さっそく湿布薬を持ってきてくれたのでそれを貼ってと
りあえず我慢。我慢。我慢。捻挫だろうからあと数時間で歩ける歩ける。。。
昼をすぎても、一向に痛みはひかず、腫れあがり方も尋常ではなく、もう靴を履くこと
はできませんでした。それでもなんとか終業時間までがんばろうと思いましたが
その1時間前でギブアップ。タクシー呼んで、そのまま自宅近くの整形外科へ直行
しました。もう変な汗は出るは、手持ちのお金が無くなって焦るは、そして極めつけ
は「さらに増した激痛、刺すような痛みと鈍痛、苦しいような締め付けられるような
痛み」いろんな角度の痛みに涙が出そうになり、受付での応対は上の空で何をどう
しゃべったのか、まったくもって覚えておりません。
しばらくして名前が呼ばれました。痛い足を引きずりながら診察室へ。
一度、ベッドに横になって、担当医(副院長)が診察。「レントゲンを撮りますが、お
そらく折れてますね!労災にしましょうね!」わりと明るめにさらっと診断。
車いすに乗せられ右足のレントゲン室へ。5~6枚撮りましたか。
再度、診察。画像診断の結果、「右第5中足骨骨折です!」
簡易なギブスをその場で作成し、包帯で固定。さらには松葉杖まで準備され、歩行の
練習までさせられて・・・・痛いのに・・・・
明日からのことを考えると、もう頭の中が真っ白。
さてどうしよう・・・・