初出社(骨折2日目)

11月13日金曜日。骨折2日目。しかも平日。そう、会社です。

休みたいけど、診断結果や傷病の報告もしなくてはいけません。よし、行く!

娘がずいぶん心配してくれて、バス停まで付き添ってくれるとのことで、ありがたく

行為に甘えて、通行整理をしてもらい無事バスに乗って出社しました。

ただ、想像以上に世間は冷たかった・・特にバスの運転手・・・優しさの定義を

考えさせられました。

会社では、労災として即認めてくれたので書類作成やら報告書作成やら、朝一番から

ケガ処理?を行いました。特にトイレに行くのがとてもしんどくて、扉にぶつかったり

松葉杖倒したり、バランス崩してよろけたり。執務室でもコピー1枚とるのに移動する

だけで数分費やしたり。痛みと情けなさでストレスがたまりにたまった骨折出社初日

でした。でも、明日から休みになるので、そのことばかり考えてなんとか一日がんばれ

ました。帰りも時間はかかりましたが、バスに乗りこみ、椅子にも座れ、ゆったりした

気分で最寄り駅に到着。ゆっくり降りたら娘が待っててくれて、張り詰めた心にようや

く安堵の気持ちが戻ってきてくれました。俺、おつかれさん!

骨折当日と翌日は、気が動転して足の写真を撮るのを忘れました。処方された薬はこ

んな感じです。

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痛み止め、胃薬、湿布

 

土日はゆっくり家で療養することにしましょう!

運命の日(骨折日)

令和2年11月12日木曜日。

朝の9時20分ごろでしょうか。

会社の中に、ボイラー室があり、消耗品などを置いておく荷物置き場的な場所

に行くことになりました。消耗品の在庫を確認するためです。その時ふと、足元

に空の段ボールが山積していたので所定の場所へ運び整理しようと思い、

両手に段ボールをかかえ、ボイラー室から一度建物の外へと通ずるドアを開き

右足から外へ出ようとしたまさにその時!

”グギャッ”と音を立てて右足が内側に曲がった状態で地上に降り立ってしまった

のです。建物と外では50センチぐらいの高低差があり、そこを見誤って、踏み外し

着地したようです。あまりの激痛に状況がまったく理解できませんでしたが、たぶん

間違いありません。5分ぐらいその場でうずくまってましたが、なかなか鈍痛が足の甲

からはたまた足裏から攻撃してきて歩くことさえままなりませんでした。

しかし、仕事もありここで時間を費やすわけにもいかないので、片足でケンケンしなが

ら事務室へ戻り、同僚に報告。さっそく湿布薬を持ってきてくれたのでそれを貼ってと

りあえず我慢。我慢。我慢。捻挫だろうからあと数時間で歩ける歩ける。。。

 

昼をすぎても、一向に痛みはひかず、腫れあがり方も尋常ではなく、もう靴を履くこと

はできませんでした。それでもなんとか終業時間までがんばろうと思いましたが

その1時間前でギブアップ。タクシー呼んで、そのまま自宅近くの整形外科へ直行

しました。もう変な汗は出るは、手持ちのお金が無くなって焦るは、そして極めつけ

は「さらに増した激痛、刺すような痛みと鈍痛、苦しいような締め付けられるような

痛み」いろんな角度の痛みに涙が出そうになり、受付での応対は上の空で何をどう

しゃべったのか、まったくもって覚えておりません。

しばらくして名前が呼ばれました。痛い足を引きずりながら診察室へ。

一度、ベッドに横になって、担当医(副院長)が診察。「レントゲンを撮りますが、お

そらく折れてますね!労災にしましょうね!」わりと明るめにさらっと診断。

車いすに乗せられ右足のレントゲン室へ。5~6枚撮りましたか。

再度、診察。画像診断の結果、「右第5中足骨骨折です!」

簡易なギブスをその場で作成し、包帯で固定。さらには松葉杖まで準備され、歩行の

練習までさせられて・・・・痛いのに・・・・

 

明日からのことを考えると、もう頭の中が真っ白。

さてどうしよう・・・・

人生初の骨折経験

みなさま、はじめまして。

アラフィフのサラリーマンです。

私はとある企業に勤めて30年、あとは定年までの最終章に突入して

最後の踏ん張りを見せつけようとしていた49歳のとき、

会社内での人間関係、仕事、もう何もかもが嫌になって、後先考えず、自己退職し

てしまった大馬鹿ものです。

悔いは、、やっぱり残りました。正直に。

もちろん、妻も子供も住宅ローンもあります。

けど、退職してしまいました。なんともバカにもほどがありますね。

約1年の無職期間を経て、契約社員、有期雇用社員として現在はなんとか、わずかなが

らの収入を得ることができてます。感謝感謝の毎日です。

そんな老体に鞭打っている私が、生まれて初めて、会社内で大けがをしました。

いわゆる骨折です。右足の甲より一番外側の骨です。

現状、痛みが少しだけ和らいできた感じがあるので、備忘録がてらこのブログで骨折

したときのことを簡潔にまとめ、数年後にきちんと振り返る材料にしたいと思いた

ったのです。

では、今日はこの辺で自己紹介として終了。明日の更新分から、骨折した日のことを

冷静に振り返っていきたいと思います。

なお、毎日、変色し腫れあがった右足の写真も掲載していきたいと考えておりますが

我ながら見苦しい物体ですので、気持ち悪いと思った方はスルーしてくださいね。